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漣さんとこのキャラクターをお借りして。

共闘が書きたかっただけのやつ。



魔弾の装填。射撃。目標の減少。魔弾の装填。射撃。目標の減少。
少女が駆け抜けるたび、仄白く魔法陣が煌めき、常人には靄としか映らぬ何かの数が減ってゆく。
しかし少女の目はしっかりと目標を捉えていた。
亡霊、ゴースト、死霊。死せる悪しき魂。
口遊む鎮魂歌と、両の手に握った白い銃口から放つ魔弾とをもって、それらを強制浄化させていく。
対象が半分ほどに減った頃。
少女は引き金に指を掛けたまま静止した。
少女の首筋には一振りの剣。
しかしその手の銃口は、相手の額に接している。
「死人を操ってるのは君か?」
「ファントムなんて悪趣味なものを遣っているのは貴方?」
少女と相手……少年の言葉が重なった。
「どうやら」
「違うようだな」
敵は共通らしいと相互理解してすぐに互いの武器を構え直す。
「どうしてまた、こんなところに?」
「ちょっと連れと逸れたんだ。」
「あら偶然ね。私もよ。そうしたら、なんだか『不良』に絡まれちゃって。」
「偶然だな。俺もだ。」
たたたん、と少女が銃をリズミカルに撃つ傍ら、少年が刃を振るう。
「これで、さいごっ!」
「応!」
着弾と、少年の剣が死人を貫くのはほぼ同時だった。
「なかなかやるじゃない?」
腿のガンホルダーに銃を収納し、少女は少年に微笑みかけた。
「あんたもな。」
少年もそれに答え、それから違和感を覚えるのもほぼ同時だった。
『……っていうか……』
少女、芽衣と、少年、啓の声がぴたりとハモる。
「いきてんの?」「しんでんの?」

(この辺で切る)
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湖丸あいがも

Author:湖丸あいがも
思いついただけで続ける気の無い文章を置いておく場所。
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