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神瀬さんちの触手さん

TLで触手が流行ってるみたいだから書いてみた。




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店主「我、盟約の元に召喚する。出でよ!魔王!」

学者「何の問題もないよ!だって私はケモナーだよ!?」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1339946594/

より、だいぶ未来の話できたよー\(^o^)/

ところで、学者と王子の結婚初夜って獣kなんでもないです。












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メリーさんのひつじ

B級パニック映画っていいよね!!



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ホット・チョコレート

元々、深紅のあれは昔考えたこっちのキャラクターの話ありきだったりする。そんなわけでキャラクター再利用でバレンタインネタ的な。






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喫茶妖精の尻尾

宝石に似た紅い苺が、空に浮かぶ白い雲のようなクリームに鎮座しているのを崩さないように、銀色のフォークをつついては、口に運び、咀嚼して飲み下す作業を繰り返す。
 甘いルビーは最後にとっておく。甘さと酸味がくちいっぱいに広がる幸せを、少しでも長く感じたい。

「そろそろクリスマスね。」

 彼女がせっせとケーキを口に運ぶ向かい側で、窓の外のイルミネーションに目をやりながら、黒くて苦い液体を体内に流し込んでいる彼は頷いた。

「もうそんな季節ですね。クリスマス。ちょっと前まで南瓜を飾っていたと言うのに。」

「そう。クリスマスと言えば」

 フォークを一旦、皿の端に戻し、マシュマロを浮かべたココアのカップを持ち上げる。優しい甘さがふわりと溶ける。

「サンタクロースよ。」

 カップをソーサーに戻す。

「子供の頃、サンタクロースを掴まえようと思って、罠を仕掛けたことがあるの。」

「それはまた、なんとも『らしい』ですね。」

 呆れたように、苦笑する。やや得意げに、彼女は続けた。

「袋が気になったの。ああ、中身強奪しようとかじゃなかったわ。一応言うけど。袋の構造。映画でも絵本でも、質量保存の法則が無視されてる感じでしょ?」

「成功しましたか」

 いいえ、とかぶりを振る。朝には枕元にきちんと望んだプレゼントが設置されていた。

「知ってる?サンタクロースって、ステルスと消音機能の付いたヘリコプターでやってきて、特殊工具で窓を開けて音もなく侵入するんですって。暗視ゴーグルでどんな暗闇でも平気だし、あらゆるセキュリティをかいくぐるらしいわ。」

「どこの特殊部隊ですかそれは。」

 トナカイも、煙突も出番がない。子供の罠に引っかかるような大人じゃあなかったわね、とスプーンでココアをかき混ぜる。

「あのときからかなり経ってから、自分専用のサンタクロースを掴まえたわけだけど」

 今度は黄色く聳え立つ山を切り崩しにかかりながら、にやりと笑う。

「サンタさん、今年のクリスマスのご予定は?」

 白い髭もなく、着ている服は赤くない長身のサンタは微笑んだ。

「おそらく去年と同じです」

 嬉しそうに顔をぱっと輝かせ、彼女は歓声をあげた。去年と一緒ということは、今年も自分と過ごしてくれるということだ。

「ああ嬉しいわ。またふたりっきりね。」

 もう少し色気のあるお誘いだったらもっと嬉しいんですが、と肩を竦める。

「やっぱり去年と同じなんですか?」

 ええ、と夢見る乙女そのままのポーズとうっとりとした表情で、彼女は言葉を紡いだ。

「クリスマスの飾りつけをされた部屋に若い男女。ほら、恋愛小説にも良くあるシチュエーションよ。嬉しいでしょう?」

「クリスマスにB級ホラー消化に付き合うのは僕くらいだからでしょうに。」

 今年は蝋燭はやめておきましょうね、と諭す。去年は溶けた蝋を片付けるのに苦労した。

「最高にロマンチックでしょ?部屋の光は窓からほんの少し見えるイルミネーションの灯りだけ。クローゼットやドアを数センチだけ開けて今にもサンタクロースの白い体毛がみっしりわさわさずるずると隙間から這い出てきそう。テレビから聴こえるスクリーム。」

 わきわき、と両の手を彼の目の前で動かす。

「嫌ですそんなサンタクロース」

「でもね」

 何時の間にか、皿の上は、大切に取っておいた苺が最後の一粒となっていた。口の中に放り込み、飲み下してから照れくさそうに彼女は呟く。

「でも、本当に楽しいの。ひとりじゃつまんないんだと思う。わたしはふたりが良くって、それから、たぶん、他の人でもだめなんじゃないかしら。できれば来年もこの先も、去年と同じ、と聞けたら嬉しい、と思う。で、実際、ふたりで、一緒に過ごせたら、って。」

テーブル越しに手を伸ばし、髪をひとなで、ふたなで。

「確約はできませんが」

 捨てられた仔犬のような目を向けられて、慌てて先を続ける。

「そう何年も続けていたら、増えるかもしれませんし」

 きょとん、と小首をかしげ―――。
 言わんとしていることに思い当たり、耳まで赤く染まる。

「ばーか」

 窓の外に、白いものがちらちらと舞い降りてきた。
 歩く人の息が白い。
 今年のクリスマスも寒くなるのだろうか。
 去年と、同じに。

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湖丸あいがも

Author:湖丸あいがも
思いついただけで続ける気の無い文章を置いておく場所。
あひるとは同一人物。

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